インプット

インプットとは、何か情報を取り入れたり、勉強をしたり、鑑賞をしたりすること。アウトプットばかりするとburnout、いわゆる燃え尽き症候群になってしまう可能性が高くなります。なので常にアンテナを張って、新しいことを取り入れるように意識をしています。

Photo by Apache

取り入れるものはなんでも良いです。例えば…

  • 踊り、小道具の使い方
  • 身体について
  • 音楽
  • 人との関わり方
  • プロモーションのやり方
  • SNSの運用方法
  • ビジネス
  • ソフトウェア

など、興味があることは必ずどこかで繋がって役立つからです。

今年の頭にFacebookの広告でたまたま見つけた講座があり、申し込みました。それは、半年かけて「ダンス講師の為のアレキサンダーテクニーク」を学ぶコース。主に解剖学の骨や筋肉の部分の勉強ですが、ダンスではとても重要な「動き」にフォーカスしている講座でした。

たまたま受講生が全員ベリーダンサーで、(1人は私が誘ったのだけれど)、ベリーダンス特有の質問もたくさんできて、大変勉強になりました。元々知っている自分の解剖学の内容に新たに新しいアプローチでアップデートされ、ティーチングにも既に役立っています。そしてRachel Briceのところで学んできたこと(彼女はViniyoga流)と通じるものもたくさんあり、やはり間違っていなかったという再発見もできました。

私の踊りの最終目的は「いくつになっても健康で踊れること」なので、自分が踊るのも、教える時も、身体に無理のない動きを常に意識しています。元々の身体の癖で将来的に何か負担がかかりそうだったり、痛みが出る可能性が見える時、それを生徒に伝えることもします。

その道のプロに教わる大事さ、そして忙しくて忘れがちなインプットや刺激を得ることを忘れずに日々勇往邁進していきたいです。

モチーフを使った振り付け制作

振り付けの作り方は様々ありますが、Rachel Briceの8 Elementsで習った方法が面白く、いつかそのやり方を教えたいと思っていました。今回4ヶ月ほどかけて上級クラスの2人に教え、それぞれ作品を一つ作ってもらいました。

何が面白いのかというと、モチーフという一連の短い動きをいくつか作り、1曲の中でそれらだけを使う、というやり方です。でもアレンジするのはOK。16種類のアレンジ方法があり、教材を使って学んでいきました。

選曲は自由なのですが、普段自分が踊らないような音楽をやりたいと2人が言ったので、美喜は感情的にならない音楽のものを、Momokoには古典的な音楽をいくつか聴かせ、選んでもらいました。

この作品を披露するためにハフラを開催しました。2人にはただ踊りを披露するだけではなく、どのような調査、工程、問題、学びなどがあったかをPowerPointを使ってプレゼンをしてから踊ってもらいました。

レッスンではダンスとプレゼン両方の発表→修正をしていきました。

観客にいた方のほとんどはハフラ出演者、中にはプロのダンサーもいました。プレゼンの後はみんな質問をしてくれたり、踊りを観た後の感想も教えてもらえました。3-4つのモチーフだけでこんなに見せ方がある、そして起承転結を作れるということに面白みを感じてもらえました。

テレビ画面をお借りして発表しました。

いずれまた教えたいのですが、時間のかかるコースになるので、希望者がいれば、いつか、、と思っています。教えたい、伝えたいことがたくさんあります。今はレッスン生向けのあるプログラムを作っています。来年はまた単発ワークショップも検討していますので、普段通えない方も楽しみにしておいてください。

2023/6/11 Creation Laboratory

ハフラではたくさんの方に踊っていただき、みんな思い思いの作品を披露してくれました。中には3月の即興ワークショップで習ったことを元に踊った方もいました。これからもみなさんのダンスジャーニーの発展になるようなお手伝いがしたいなと思っています。

そして希望者には別途フィードバックシートを後日送りました。それぞれかなり細かく見たので、内容も濃く、長文になりましたが、何か一つでも今後役立つようなことを伝えられていたらと思っています。

また色んなことに挑戦していってくださいね。

参加者の皆様、ありがとうございました!

ハフラ出演者の順番はくじ引きで決めました。

[余談]

ダンサー友達のErykahさんとフリマをしました。私は自分の持っている衣装を手放すのはこれが初めて!マテリアルガールなので悲しい気持ちと、もう着ない物は誰かに着てもらえたら嬉しいなという気持ち…。手作りの衣装もいくつか。ほとんど買い取ってもらえてよかったです。またいつかやります。