アイソレーション

以前こちらのブログで紹介した、アレキサンダーテクニークで学んだことを元に、ワークショップを教えました。

姿勢や動きの基本についてひたすら説明する2時間のワークショップをしたのですが、その説明だけで参加者の皆さんとても動きが良くなり、最後はとてもスムーズにアイソレーションができるようになりました。

ベリーダンスはヒップの動きを目立たせるためや、レイヤリング(上下別の動きをしたりすること)をするためには、他の身体がその動きにつられないようにしないといけません。より明確に動きが見えるようになります。何人か知っている方もいましたが、この2時間の説明で普段の動きよりとてもスッキリと踊れていて、それには私もびっくりしました。本当に効果的!

説明が長すぎて飽きてしまうのでは、と思ったくらいなのですが、ダンスの追求をしている人にはピッタリだったと思います。またやりたいし、新規の人はもちろん、時間が経つにつれて元の踊りの癖に戻っていきやすいと思うので、リピーターも大歓迎です。

2023/7/9 基礎ワークショップ

そして、後半の2時間はよくリクエストされる、Datura Styleのボキャブラリーを教えました。最後には私の即興について来られるようになり、みんなも楽しそうでした。DSファミリー増やしたい!

Datura Style ワークショップ

現在錦糸町のNoya StudioでDSのワークショップを教えています!11/19と12/3、まだ入れるようなので、是非みなさんの参加をお待ちしています。

インプット

インプットとは、何か情報を取り入れたり、勉強をしたり、鑑賞をしたりすること。アウトプットばかりするとburnout、いわゆる燃え尽き症候群になってしまう可能性が高くなります。なので常にアンテナを張って、新しいことを取り入れるように意識をしています。

Photo by Apache

取り入れるものはなんでも良いです。例えば…

  • 踊り、小道具の使い方
  • 身体について
  • 音楽
  • 人との関わり方
  • プロモーションのやり方
  • SNSの運用方法
  • ビジネス
  • ソフトウェア

など、興味があることは必ずどこかで繋がって役立つからです。

今年の頭にFacebookの広告でたまたま見つけた講座があり、申し込みました。それは、半年かけて「ダンス講師の為のアレキサンダーテクニーク」を学ぶコース。主に解剖学の骨や筋肉の部分の勉強ですが、ダンスではとても重要な「動き」にフォーカスしている講座でした。

たまたま受講生が全員ベリーダンサーで、(1人は私が誘ったのだけれど)、ベリーダンス特有の質問もたくさんできて、大変勉強になりました。元々知っている自分の解剖学の内容に新たに新しいアプローチでアップデートされ、ティーチングにも既に役立っています。そしてRachel Briceのところで学んできたこと(彼女はViniyoga流)と通じるものもたくさんあり、やはり間違っていなかったという再発見もできました。

私の踊りの最終目的は「いくつになっても健康で踊れること」なので、自分が踊るのも、教える時も、身体に無理のない動きを常に意識しています。元々の身体の癖で将来的に何か負担がかかりそうだったり、痛みが出る可能性が見える時、それを生徒に伝えることもします。

その道のプロに教わる大事さ、そして忙しくて忘れがちなインプットや刺激を得ることを忘れずに日々勇往邁進していきたいです。